お遍路用語集

用語 意味
打つうつ 札所を巡礼すること。
打ち止めうちどめ その日の巡拝を終えること。
打ちもどりうちもどり 次の札所へ行くために、来た道を戻ること。
お大師様おだいしさま 弘法大師 空海のこと。
お接待おせったい お遍路さんに対して施しを行うこと。
納札おさめふだ 各札所で本堂と大師堂の2箇所で納札を納める札のこと。巡拝回数が1回~6回目までの方は白札7回~12回目が赤い納め札13~24回目が青い納め札

25回~49回目が銀色の納札

50~69回目の方は金色の納札70回目以上の方は錦の納札を納めることになっている。

お勤めおつとめ お寺で行われる法事や行事など。
逆打ちぎゃくうち 「順打ち」とは反対に、88番札所から逆に参ること。
区切り打ちくぎりうち 札所を数カ所に分けて巡礼すること。
結願けちがん 八十八ヶ所すべての札所を巡礼し終えること。
週末遍路しゅうまつへんろ 週末を利用して札所を回ること。
順打ちじゅんうち 札所を1番札所から順番に参ること。
十善戒じゅうぜんかい お遍路さんを歩むにあたっての心構え。詳細は十善戒とはを参照。
先達せんだつ 霊場を何度も回っている先導者のこと。
大師堂だいしどう 寺の中で弘法大師が祀られているお堂。
大日如来だいにちにょらい 密教の本尊(根本の仏様)、宇宙の本体であり絶対の真理をあらわすとされている。
通し打ちとおしうち 札所を一度にすべて巡礼する方法。
同行二人どうぎょうににん ひとり遍路でも弘法大師が常に見守ってくれているので、お大師さまと自分の2人で修行をしているという意味。
般若心経はんにゃしんぎょう 仏教の教えを短くまとめたもの。
発願寺はつがんじ 巡礼を始めた寺がその人にとっての発願寺となる。大師に心願を立てる寺。
札所ふだしょ

By |10月 29th, 2012||0 Comments

お遍路Q&A

小豆島お遍路Q&A
Q:お遍路をしてみたいけど、初めてで不安です。
御安心ください。
当館は年間1000人以上のお遍路さんが宿泊されます。
お遍路道や巡拝用品、お参りの方法など何でもご相談ください。
ベテランスタッフが疑問にお答えいたします。
Q:宗教が違うけど、お遍路をしても大丈夫?
大丈夫です。お遍路は88ヵ寺を巡ることで功徳を積むという素朴な信仰です。
真言宗の行として、弘法大師に近づこうという方、健康祈願や先祖供養、家内安全などお遍路を廻る目的は人それぞれ。
ご自身なりの遍路をしてみて下さい。
とはいえ、社寺を巡る以上、敬意と作法は心がけるようにしましょう。
Q:旭屋から離れたお寺を回りたいのですが、どうすればいいですか?
旭屋に戻られるのでしたら、お迎えに上がります。
また、翌日は御希望のお寺までお車で送迎させていただくことも可能ですので、ご相談ください。
目的地近くのお宿をお探しでしたらご紹介させていただくこともできます。
お遍路で不安なことがございましたら何でもご相談ください。
Q:車で小豆島88か所を回ろうと思うのですが、駐車場はありますか?
はい。無料の駐車場がございます。御安心ください。
Q:巡拝用品の販売はしていますか?
はい。売店にて巡拝に必要な道具を取り揃えております。
また、お電話にて通信販売も行っておりますので、あらかじめご用意されたい場合は、ご連絡ください。
Q:おススメのお寺やコースはありますか?
はい。お参りの目的や季節に合わせて小豆島を熟知したスタッフが無料で最適なコースをご提案させていただきます。
Q:お遍路で気をつけることはありますか?
小豆島88か所は山や谷など様々なコースがございます。
ぜひ履きなれた靴でお越しください。
また、新しく用意される場合には、足首まで靴ひもで締められるタイプの登山靴がおススメです。
Q:団体で小豆島を回りたいのですが、色々な手配が面倒です。
お任せください。
お迎えからお弁当、ご宿泊、お見送りまでトータルにサポートさせていただきます。
また、貸切バスによる巡拝も承っておりますので、ご相談ください。

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By |10月 29th, 2012||0 Comments

お遍路用品

★・・・お遍路さん必須品

◎・・・あると大変便利

○・・・あると便利

下記お遍路グッズは旭屋の売店にて販売いたしております。

★納経帳(のうきょうちょう)

各札所の納経所でご朱印を頂くための帳面なのでぜひご持参ください。

88ヵ寺の朱印を集めた納経帳はお陰をいただくためのパスポートのような役割を果たすといわれています。

★納札(おさめふだ)

納札は、各札所で本堂と大師堂の2箇所で納札を納めます。

巡拝回数が1回~6回目までの方は白い納札、7回~12回目が赤い納め札、13~24回目が青(緑)の納札、 25回~49回目が銀色の納札、50~69回目の方は金色の納札70回目以上の方は錦の納札を納めることになっています。

★輪袈裟・輪袈裟留め

輪袈裟は、礼拝時に必要な簡易法衣として作られました。

輪袈裟留めは輪袈裟がはずれないように襟首に留めるためのものです。

★経本

御本尊・お大師さまを念じながら本堂・大師堂で読経をする時に必要とされる本です。

★念珠

お遍路では一般的に真言宗用の数珠が多く使われています。

真言宗では数珠のことを念珠と呼びます。珠の基本的な合わせ方は、真言宗の場合、両方の手の中指にお念珠をかけ、そのまま手を合わせ三度擦ります。

◎金剛杖

または遍路杖(へんろじょう)といいます。弘法大師の身代りとの意味も持つと言われています。

札所には険しい山中にある寺もあるので実用的な登山用としての杖の機能も果たします。

特に下りの山道では大変重宝します。

また、橋の上では杖をつかないのが約束で、これは弘法大師が十夜ヶ橋の下で宿をとったのが由来と言われています。

◎笠

丸い形の遍路笠は宇宙を象徴する大日如来を表しているといわれ、円満な形をしています。
笠をかぶることによって大日如来の力にすがることができると言われています。
また、参拝中には、強い日差しをさえぎり、雨をしのいでくれるものです。

しかし、最近は帽子を被ってお参りされる方もよく見かけます。

○白衣

これを着るとひと目で遍路とわかります。
これを着ていると小豆島では親切にしてもらえることが多いような気もします。

ただ、最近では白衣を着ずに、登山スタイルで参拝されている方も多く見かけます。

○さんや袋(頭陀袋)

納経帳や納札、ロウソク、線香などを入れて肩へ掛けて持ち歩く鞄。あれば、とても便利です。

○線香・ロウソク

お参りをする際に、そなえるものです。

各お寺や庵でも販売しています。

○持鈴

遠く響きわたる、澄みきった清らかな音色です。

お遍路さんが読経の前・中・後にそれぞれ3回ずつ振り、お祈りをします。

また、人里離れた山路では、魔除や獣除けの役割も果たします。

○手甲

防寒や日除け、汚れ、虫除けなどから手を保護します。

○脚半

防寒や日除け、汚れ、虫除けなどから足を保護します。

○雨ガッパ

突然の雨の時にあると重宝します。

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By |10月 29th, 2012||0 Comments

はじめてのお遍路

参拝方法

1:山門 門前で合掌、一礼して境内に入る。
2:水屋 水屋にて次の順でお清めします。

    (1.左手2.右手3.左手に水を取り口を漱ぐ4.ひしゃくの柄を清める。 )
3:鐘楼堂

鐘を突く。自由につけるお寺だけOK

4:本堂 納札を納める。本堂の前に設置されている納札箱に入れます。
5:本堂 奥から灯明(ロウソク)を立てる・線香をあげる。

    (他人のロウソクから火を点けない、その人の「業」を貰うとされています。灯明は1本、線香は三密を表す3本あげます。)
6:本堂 お賽銭をあげる。
7:本堂 納経する(お経を納める)。
8:大師堂 納札を納める。大師堂の前に設置されている納札箱に入れます。
9:大師堂 奥から灯明(ロウソク)を立てる・線香をあげる。

    (他人のロウソクから火を点けない、その人の「業」を貰うとされています。灯明は1本、線香は三密を表す3本あげます。)
10:大師堂 お賽銭をあげる。
11:大師堂 納経する(お経を納める)。
12:納経所 納経の証として納経帳に黒書・ご朱印をいただく。
13:山門 門前で合掌、一礼。

注意事項

By |10月 2nd, 2012||0 Comments
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おへんろさん

お遍路さん情報あれこれ

 

お遍路TOP

島四国とも呼ばれる小豆島八十八ヶ所霊場、行程は約150kmで、一年を通し多くのお遍路さんが訪れます。
八十八の本番霊場、それに加えて奥之院六ヶ所合計九十四ヶ所が公認の霊場となっており、霊場をすべて回るには車で3泊、歩いて7~8泊を目安にしてください。
霊場は寺院霊場30,山岳霊場10余、堂坊50余に分かれています。
この島の霊場の特色に山岳の霊場があります。
緑豊かな山道を鳥のさえずりを聞きながら歩いたり、海を眺めながら車で移動する。
そんな風に豊かな自然と対話しながら巡拝する。それが小豆島巡拝の楽しみです。
また、国指定の重要文化財や天然記念物も数多く、人々の目を楽しませてくれます。

おススメの季節:春・秋

旭屋では、レンタサイクル、貸切バスもご用意しております。

また、巡拝の際の案内人(先達)さんが必要な場合は、
小豆島霊場会総本院(電話:0879-62-0227)までお問い合わせください。


より大きな地図で 小豆島88ヵ所、観光地図 小豆島旭屋 を表示

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By |8月 8th, 2012||0 Comments